現在のアーデルハイドのレパートリーで唯一のヘヴィバラードです。
この曲は、苦労しました。
まずメロディがなかなか作れなかった。
音楽的な事で言うと、この曲は、シンプルなんだけど
ハードロックにしては、珍しいコードでAメロが入るんですよ。
Em9です。ナインスってなかなかロックでは珍しいと思います。
(少なくともアーデルハイドでは)
で、メロディの入りを5度の音で歌いだします。
具体的に言うと、Em9なので、Bから歌うんです。
もっと、分かりやすく書くと、普通ルートから歌いだす場合が多いので
Em9のルート音は、ドレミでいうと、ミ なんですが
それを、シ の音から歌いだす訳です。
という訳で、メロディは、ギターで音を探りながら作りました。
感覚ボーカリストのボクには、珍しいパターンです。
また、ベースの竹田君が,ベースラインで悩んでたので
彼の家に行って、二人で、一緒に作ったのも、学生時代っぽくて
楽しかったですね。
あと、これぞ!ロックの王道的手法なのは
Aメロ と サビ は、バックは全く同じで
メロディだけが、違うって事ですね。
こういうのは、J-POPでは、なかなかやらないと思いますよ!
そういう部分が、バラードでもヘヴィに感じる部分ですね。
で、
詞で言うと
文字通り、月を題材にしました。
イメージは、孤独な時に、泣きながら見上げて、歪んで見える月 ってことです。
誰しも思った事があると思うのですが
月は、ジブンが動いても、ずっとついて来ます。当たり前です。
ですが、そんな当たり前な事を忘れてしまうぐらい
ジブンが孤独を感じた時に、あぁ・・・私についてくるモノが、あるんだ!
って気づいて欲しい。。そんな願いを込めてます。
私の座右の銘は 「ちゃんと」 です。
ありふれた言葉ですが、ちゃんとする!って難しいと思う。
だから、迷った時は、ちゃんと って言い聞かせる様にしてます。
すごく、清く正しい 言葉で、大好きなんです。
当たり前 = ちゃんと なんですよ。
「ちゃんとついて来る」
大好きな詞となりました。
ボクも過去に、何度か、スゴーーーク落ち込んだ事があります。
そんな時、ヘッドフォンで好きな音楽を大音量で
何度も何度も聴いて、救われた事がありました。
その事に対して、恩返しのつもりで、
この曲を、同じ様に、聴く人が一人でもいるかもしれない!
その事を想定して、作ったつもりです。
あと、詞によって、サビのメロディを変えた事も
この曲の思い出でもあります。
それは最後のサビのフレーズ
愛失くした 子供たちは
紙の舟で 漂い
のところです。
曲を知らない人はわからないと思うので、申し訳ないですが
当初、「紙の舟で」 のメロディは 「愛失くした」と
同じメロディで、上から下がって来るメロディだったんですよ。
そうすると、「紙」が「神」に聴こえちゃうんですよね。
だから、下から上がるメロディに変えたんです。
そういう日本語の発音。
実は、ボクが一番気にかけてる所だったりします。(笑)
また、作った当初は気づかない所だったりします。(笑)
だから、この曲に限らず、メロディが変わったな?
って思う事があったら、理由は、そういう事が多い!と思ってくださいね!
