千と千尋の神隠しを子供と見ていた
もう何度も見た。
だいたいのストーリーは分かってる。
それでも、見てると、つい、さりげない台詞の意味を考えてしまう。
映画前半〜中盤にかけてのあたりで
ハクが千に言う
「ジブンの名前を忘れると帰る道を見失う」
この場合は、千が忘れかけている千尋という名前だ。
このシーンは、ものすごく奥深い。
人はこの世に生まれ、誰からか、命名してもらう。
そして人生の旅に出かける。
人生は、楽しい事よりも苦しいことの方が遥かに多い、
あきらめそうになったり、くじけそうになったり
やけになりかけたり、ばかばかしくなったり
数え上げたらキリが無い。
楽しい事なんて1割もないかもしれない。
そんなとき、人は迷う、悩む、葛藤する
そして ズルくなったりする。
そんな自分自身に疑問を抱いたり
世間に絶望しかけた時こそ
ジブンをもう一度できるだけ客観的に見直そう!
本当のジブンを見失ってないか?
本当のジブンの心は何て言ってるか?
問いただしてみよう
そうすれば、帰る場所にちゃんと帰れる道を見失わずにすむんだ!って。
そう解釈した。
あの映画のお話は
そう言う意味にもとれる。
人生は、ちゃんと死ぬ事(人生を真っ当に生きる)で
あの世という、帰り道を歩めるんだと。
ジブンの名前を忘れない事
それは、ジブンを見失わない事
と同じだ・・・・・と。
産まれて、出かけて(苦労をいっぱいして)
ちゃんと、死ねる
たったそのことだけが幸福かもしれない。
その先は?
輪廻転生として、次のステージに行けるのでは?
そう信じてみたい。
そうでないと
現世における、モラル秩序は、崩壊してしまう。
